2012-02-03 16:00
太陽光発電
【フィリピン】電気のない家庭にペットボトルのソーラー電球

「A Liter of Light」 ペットボトルのライトは希望の光
フィリピンでは、使用済みのペットボトルに太陽光をあてて、ソーラー電球として使う画期的な試みが広まりつつある。フィリピンのマニラ郊外では、2009年の時点で300万世帯もの家庭に電気がなかった。
そこでMy Shelter Foundationが今年度末までに100万世帯を目標として、電気を供給するプロジェクトを立ち上げた。
簡単!ペットボトルのソーラー電球の作り方
このペットボトルを使ったソーラー電球の作り方は、いたってシンプルである。ペットボトルは1.5~2.0リットルのものが使われている。まずペットボトルの上部にメタルシートをかぶせ、水を入れてchlorine(漂白剤のような塩素)を数滴混ぜる。塩素を混ぜるのは、バクテリアが水に繁殖しないようにするため。そして屋根に穴を開けて、ペットボトルとメタルシートを固定する。すると天井に取り付けられたソーラー電球には、55Wの電気を発電する仕組みだ。
ペットボトルのソーラー電球は、電気代もかからないうえ、今まで暗闇の家屋で過ごしてきた人々に、明るさだけでなく喜びも与えている。
外部リンク
My Shelter Foundation
http://isanglitrongliwanag.org/
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