2012-02-13 12:00
エコ
easyJetでエコなフライト!2013年より、電動式走行システムに着手

世界初の電動式走行システム
英国の航空会社であるeasyJetが、飛行機の電動式走行システムの試験走行を2013年に行うことを発表した。この新システムは、米企業Honeywell社と仏企業Safran社が共同開発し、タクシングと呼ばれる地上走行時に使用される。これにより、航空機燃料の大幅な削減が可能となる。電動式走行システムは、世界で初の試みとなる。
電動式グリーンエネルギータクシングシステム
easyJetの飛行機燃料のうち約4%がタキシングの際に消費されている。この問題点に着目し、開発された「電動式グリーンエネルギータクシングシステム」は、新・旧型問わずあらゆるタイプの機体に取り付けることができる。このシステムは、補助動力装置と呼ばれる発電機により駆動輪内にエネルギーを供給するもので、これによりエンジンを稼働させなくても走行することが可能となる。
早ければ2016年より実用化開始
2013年の試験走行の結果が良好であれば、早ければ2016年より実用化が実現される。当社にとっては、(航空機による)環境への負担と経費の両方を削減するチャンスである
と、easyJetのエンジニアリングおよびメンテナンスマネジャーであるイアン・デイヴィス氏はコメントしている。
外部リンク
easyJet
http://www.easyjet.com/EN
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