2012-02-27 16:00
エコ
コイが運河の掃除をお手伝い

コイが運河を掃除する
ミディ・リーブルによると、200匹のコイが2月22日にフォンテーヌ運河に放たれた。南仏のニーム市では、年々増大する藻の駆除に硫酸銅が使用されていたが、環境に配慮し、コイの「食欲」に運河の清掃が託されることとなった。運河に広がる藻
水流が弱い運河では、太陽光が水底まで届きやすく、熱もたまりやすい。この理由から、フォンテーヌ運河では毎年増加する藻の駆除に悩ませれてきた。硫酸銅が運河の清掃に使用されていたが、目立った効果は得られなかった。
コイの活躍
今回放たれたコイは、水底潜む虫などを餌としている。コイが泥を掘り起こすことにより水がにごり、水中への光の浸入を妨げることができる。結果、藻の増殖を防ぐ。この試みはニーム市および水道局により実施され、コイと運河の管理が行われる。市はコイを釣らないよう地元住民に呼びかけており、コイによる運河の清掃に期待が集まっている。
外部リンク
ニーム市 ホームページ
http://www.nimes.fr/
フォンテーヌ運河の清掃に魚を ミディ・リーブル
http://www.midilibre.fr/2012/02/23/des-poissons-nettoient-le-canal-de-la-fontaine,461755.php
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