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アメリカのミズーリ州南西部に、ダンシング･ラビットというエコ･ビレッジがある。1997年に280エーカー（東京ドームの24倍）の土地からスタートし、現在ビレッジには個人、家族を含め約50人が居住している。

ダンシング･ラビットは、持続可能な環境を長いビジョンで、また毎日の生活で実現していくことに重点を置いている。

ビレッジ内の建物や家屋は、ナチュラル･ビルディングと呼ばれ、木材や粘土、わらなどを組み合わせて作られている。敷地内の電力は、全て太陽光や風力発電で賄い、最小限の使用にとどめている。また車は共同で所有し、バイオディーゼルを動力としている。

食材は地元でとれた有機栽培のものや、各家庭で育てている野菜など。決してベジタリアンを強制しているわけでなく、肉類は行事がある時などに、契約している地元農家から取り寄せている。

ダンシング･ラビットは、試行錯誤を繰り返し、持続性のある環境を目指し、日々挑戦を続けている。

年に数回ニュースレターを発行し、彼らの生活ぶりが見学できるツアーも定期的に行われている。ビレッジ内の作業に携わるインターンや技術者も募集中だ。

外部リンク

ダンシング･ラビット
http://www.dancingrabbit.org/