2012-03-17 19:00
太陽光発電
アメリカのソーラー事業、2011年は109%達成の快挙

前年の2倍の記録達成
アメリカのソーラー事業は、2011年に総計1855メガワットの太陽電池(以下PV)をインストールした。これは2010年の887メガワットに比べて、ほぼ2倍に増加したと、U.S.ソーラーマーケット・インサイト・レポートが発表した。1855メガワットという数字は、37万世帯以上の電力供給に相当し、109%の成長率を上げた。州別には1位カリフォルニア州(542MW)、2位ニュージャージー州(313MW)、3位アリゾナ州(273MW)となっている。
PVシステムの価格低下が拍車をかけたか
アメリカのソーラー事業が、1年間だけで1ギガワット(=1000メガワット)を上回ったの初めて。その総額は約84億ドルにもなる。この要因の一つとして、ソーラー市場でのPVシステムの価格が、20%ほど下落したことが、大きいとみている。
メガソーラーの普及も影響大
同年の年度末には、アメリカでのPVの累積容量は4000メガワットに達し、集約型PVは500メガワットにのぼった。この二つを合計すれば、およそ100万世帯の電力を補えることを意味する。また2011年はメガーソーラーの建設に飛躍した年でもあった。
10メガワット以上のメガソーラーの建設が、2010年は2件だけだったのに対し、2012年は28件もあった。このうち8州が50メガワット以上のメガソーラー建設を行った。
アメリカのソーラー事業は、2年続けて急成長しており、
去年は特に活気のある年となった。
外部リンク
SEIA(Solar Energy Industries Associatin)
http://www.seia.org/cs/news_detail?pressrelease.id=2000
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