2012-03-10 16:00
エコ
パリ、「エコの都」にむけ第1歩

「エコの都」を目指すパリ
情緒あふれるロマンチックな町並みで、人々を魅了してやまないパリ。古い建物が多いフランスの首都で、電力削減に向けたプロジェクトが動き出している。このプロジェクトの詳細な基本計画は2012年6月に発表される。
古い建物
仏紙レ・ゼコーの報じたところによると、(パリ周辺の地域をさす)イル・ド・フランス地域にある3分の1の住居が1949年以前に建てられたもので、合計して約5000万平方メートルのオフィスが30年前に建設された建物である。
この事態をうけ、地元自治体およびイル・ド・フランスにより話し合いが進められており、建築物の改装にともなったエネルギー削減案が今夏に発表される。
第1歩
エネルギー基本計画を待たずして、パリ市と周辺地域は既に改革に乗り出している。Energie Posit'ifと題されたプロジェクトは、屋根の断熱や、住居の改築のための準備資金を利率ゼロで貸し出すなど、再生可能エネルギー導入への援助やサポートが進められている。
さらに、パリ市にある600校の小学校を対象に30%のエネルギー削減が実施される予定で、「エコの都」パリに向け第1歩を踏み出した。
外部リンク
パリ市 ホームページ
http://www.paris.fr/
エネルギー削減に大きな市場である住居 レ・ゼコー
http://www.lesechos.fr/economie-politique/france/actu/0201933656361-le-logement-un-important-gisement-d-economies-d-energie-299033.php
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