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伊藤忠商事株式会社が24日、同社の中国現地法人「伊藤忠集団有限公司」と、東京都港区の伊藤忠メタルズ株式会社とともに、リサイクル・再生事業のための「大連新緑再生資源加工有限公司」(以下大連新緑)を設立し、その起工式を執り行った。

これは2010年4月に「国家級経済技術開発区」とされた、中国の大連長興島臨港工業区において行われたもので、同区は現在目覚ましい開発・発展を遂げている。

大連新緑では、鉄・非鉄スクラップ・廃家電・廃プラスチックなどの複合型リサイクルが行われる予定で、うち鉄・非鉄スクラップの操業に関しては、リサイクル事業に定評のある北海道の株式会社鈴木商会が担当する。

　　※　画像はニュースリリースによる完成予想図
伊藤忠は中国での環境・省エネビジネスに力を注いでおり、遼寧省政府との間では、日量4万トンの汚水処理場の保守運営も受諾。今回はそれに続く第2弾であり、同区内で唯一許可を受けた再生資源加工企業となる。同社は今回の発表に際し、下記のようなコメントを発表した。


編集部　　宗近　明

外部リンク

伊藤忠商事
http://www.itochu.co.jp/ja/

伊藤忠商事ニュースリリース：
『中国・大連長興島臨港工業区における複合型リサイクル事業について』
http://www.itochu.co.jp/ja/news/2010/101224_03.html