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三菱重工業株式会社は17日、カナダのマニトバ州政府との間で、再生可能エネルギーの利用を発展させ、さらにその関連技術を共同で開発・推進することで合意し、16日に覚書へ調印したと発表した。

覚書にはマニトバ州のGreg Selinger首相と、三菱重工の福江一郎副社長が調印した。この合意によって、同州の豊かな自然資源の有効活用や、バイオ燃料利用などの可能性追求に加え、リチウム二次電池等を使用した交通インフラの電化促進、充電インフラや環境性に優れたヒートポンプの普及など、多岐にわたる点について検討がなされていく。

マニトバ州は人口・実質GDPともにカナダで5位。州の電力の95%以上が水力発電によって賄われ、米国やオンタリオ州に余剰電力の販売もしている。三菱重工は今回の合意について、下記のようにコメントした。


編集部　　宗近　明

外部リンク

三菱重工
http://www.mhi.co.jp/index.html

三菱重工ニュースリリース：
『カナダ・マニトバ州の低炭素社会づくりを支援　再生可能エネルギー開発共同推進へMOUに調印』
http://www.mhi.co.jp/news/story/10112175009.html