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2011-02-05 17:00

その他

CO2フリー発電推進へ、国内最大のバイオマス発電所が営業開始

バイオマス
3万3千kWの発電
京浜工業地帯の中心に位置する神奈川県川崎市の臨海地域で、バイオマスのみの燃焼発電設備としては国内最大となる、『川崎バイオマス発電所』が営業を開始した。

同発電所の発電規模は33,000キロワットとなり、年間18万トン(計画)の木質チップを関東地域から集めて燃料とし、環境に優しい電気の卸供給を目指している。

  ※ 画像はプレスリリースより
CO2は12万トンの削減に
川崎バイオマス発電株式会社によれば、同発電所の年間CO2削減効果は12万トンにのぼる予定で、2008年11月26日から工場の建設が進められていた。

同社は住友共同電力が53%、住友林業が34%、フルハシEPOが13%の共同出資で設立されている。資本金は5億円。同社は今回の発表に際し下記のようなコメントを発表した。

この事業では、発電事業を通じてエネルギーの供給を行うのは勿論、木材のリユース・リサイクルを促進し、森林資源の効率的な利用・環境保護を図るとともに、CO2フリーの発電を行うことにより地球温暖化防止に貢献致します。

編集部  宗近 明


外部リンク

住友林業 ニュースリリース:
『川崎バイオマス発電所 営業運転開始について』
http://sfc.jp/information/news/2011/2011-02-01-3.html
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