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2011-01-22 11:00

その他

「箱」を共同利用~東芝ライテックとサントリーロジスティクス、ラウンド輸送を開始

輸送
東芝ライテック株式会社とサントリーロジスティクス株式会社は、関東・関西間の製品輸送を鉄道にシフトするにあたって、鉄道コンテナを共同利用したラウンド輸送を開始する。

同輸送の開始により、年間約140トンのCO2排出量の削減を目指すことになる。

従来から、東芝ライテックは、栃木県鹿沼市内の倉庫から大阪市住之江区内の倉庫に向けてトラックで照明製品を、サントリーロジスティクスは、大阪・京都府内の工場から栃木・群馬県内の拠点に向け主にサントリーグループの酒類・飲料を輸送している。

両社は、それぞれの輸送ルートにおいて、製品輸送をトラックから鉄道に切り替える検討を行う中で、両社の拠点が近いことに注目し、効率的な鉄道コンテナ活用を行うために、地理的条件が合致するこのエリアで共同物流を導入するに至ったとのこと。

具体的には、関東・関西間の製品輸送について協力し、群馬と栃木および大阪と京都の両社の拠点間で31フィート鉄道コンテナを回送させ、荷物の積載が片道のみとならない効率的な輸送をおこなう「鉄道ラウンド輸送」を、2011年1月20日から本格運用することになる。

ちなみに、鉄道コンテナラウンド輸送とは、輸送後の空になったコンテナをターミナル駅に返却せずに、次の出荷に利用すること。

無駄にも意味があると思いたいのだが、コスト削減に血眼となっている経営者にその声が届くことはない。ならば、横のつながりを求めて、これも「共生」のひとつ。

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東芝ライテック株式会社
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