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2011-01-21 17:00

その他

1か月早いホームラン!? 甲子園での太陽発電が目標前倒し達成!!

甲子園
52日の前倒し
昨年に阪神甲子園球場がリニューアルされた際、球場内野席の屋根に設置された太陽電池が、1月7日に年間計画発電量19万3,000kWhを達成したことが判明した。これは計画より52日も早い実現で、環境技術への注目度がますます高まりそうだ。

今回甲子園に設置されたのは、大手自動車メーカーHondaが100%出資をしている、ホンダソルテック製薄膜太陽電池。銅・インジウム・ガリウム・セレン(CIGS)を使用した独自の薄膜で作られており、高効率が望める上に、製造過程におけるエネルギーも抑えた高い環境性能を有している。

  ※ 画像はプレスリリースより
様々な場所での活用
発電されている電気は、主に甲子園球場の通路照明や空調などに利用され、シーズンオフにも設備維持に使用されている。設置にあたって計画された発電量19万3,000kWhは、年間使用電力の約4%に相当し、年間のCO2削減効果は、太陽光発電協会の規定に従った場合、およそ61tにのぼる。

Hondaは今回の発表に際し下記のようなコメントを発表した。

今後も市場ニーズに合った製品展開により、薄膜太陽電池のさらなる拡大を目指し、地球環境保護に貢献していきます。

編集部  宗近 明


外部リンク

Honda 広報発表:
『阪神甲子園球場のホンダソルテック製薄膜太陽電池が年間計画発電量を達成』
http://www.honda.co.jp/news/2011/c110118.html
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