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2011-02-23 17:00
その他
4月1日からJALの燃油サーチャージ値上げへ

Eゾーン・100ドル基準が適用に
航空大手のJALが、2月18日に航空機の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を値上げする申請を、国交省に行ったことが明らかとなった。これは最近の原油価格の高止まり傾向をうけてのもの。対象となるシンガポールのケロシン市況価格は、2010年12月から2011年1月の直近2か月平均で、1バレルあたり106.60ドルに上昇。これはA~Gまでの適用条件のなかの、Eゾーン・100ドル基準に当たる水準。
現行はCゾーン・80ドル基準であることから、一気に2段階の値上げとなった。適用されるのは4月1日から5月31日の発券分まで。
※ 画像はプレスリリースの適用条件表
見直しは3か月から2か月ごとに変更
料金は、現行のCゾーンで韓国まで500円、タイやシンガポールなどで4,500円、北米・欧州などで10,500円であったものが、Eゾーンではそれぞれ1,500円、8,500円、17,500円と大幅な値上げになる。JALは従来まで燃油サーチャージの見直しを3か月ごとに行っていたが、11年度は2か月ごとに変更。今回の決定については、下記のようにコメントしている。
JALでは費用削減、収支改善に努めておりますが、高水準にある航空燃油費の一部をご利用になるお客さまにご負担いただくことにつきまして、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
編集部 宗近 明
外部リンク
JAL プレスリリース:
『国際線「燃油特別付加運賃」の改定を申請』
http://press.jal.co.jp/ja/release/201102/001756.html
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