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2011-07-02 13:00

その他

風力発電関連技術特許の総合力ランキング

風力発電
特許総合力トップ3はAloys,WOBBEN氏、三菱重工業、日立製作所
株式会社パテント・リザルトは、風力発電関連技術に参入企業に関する調査結果を発表した。同社は、経営分析、競合調査、特許分析などのサービスを展開しており、今回の調査も同社の特許分析ツール「BizCruncher」を用いて行われた。



特許の質と量から総合的に見た評価を行った結果、「総合力ランキング」では、1位 Aloys ,WOBBEN氏、2位 三菱重工業、3位 日立製作所となった。

【総合力ランキング】
http://www.patentresult.co.jp/news/2011/06/wind.html

■調査対象
出願日が1992年以降で、1993年から2011年4月末までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。

■調査方法
風力発電関連の特許を集計し、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行う(2011年4月末時点のパテントスコアに基づき評価)。
世界的企業が日本市場を視野に
1位となったAloys,WOBBEN氏は、風力発電世界シェア4位の独・ENERCON創業者である。よって、この結果はENERCONの総合力を示すものと考えられる。

Aloys,WOBBEN氏は件数で見ると三菱重工に次ぐ2位であるが、取下げ・拒絶・失効等を除いた有効特許数では1位となっている。この結果から、ENERCONが日本市場を重要視していることがわかる。

また、総合力4位の米・GE、総合力5位のデンマーク・VESTASはそれぞれ世界シェア2位、世界シェアトップの企業である。現状、日本国内における風力発電の普及度は他国と比べると低いが、この結果から世界的な企業は日本市場を視野に入れていることがうかがえる。

外部リンク

パテント・リザルト ニュースリリース
http://www.patentresult.co.jp/news/2011/06/wind.html
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