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2011-06-25 16:00

その他

味の素、製造時の残渣を川崎バイオマス発電所に供給

味の素
液体調味料製造時の残渣をバイオマス燃料として発電所に供給開始
味の素株式会社は、2011年3月より、同社川崎工場で生成される残渣を、バイオマス燃料として川崎バイオマス発電所に供給を開始したことを発表した。

バイオマス燃料として転用されたのは、同社の調味料主力工場である川崎工場(神奈川県川崎市川崎区)の液体調味料製造過程で生成される脱脂大豆の残渣“ヒューマス”(大豆の植物性タンパク質を分解し、その分解物からアミノ酸を抽出したしぼりかす)。味の素の発表によると、“ヒューマス”は「再生可能なエネルギーであり、燃やしてもCO2フリー(カーボンニュートラル)とみなせるバイオマス燃料」である。

また、川崎バイオマス発電所の発電規模は33,000kWで、バイオマス専焼設備としては国内最大となる。川崎バイオマス発電所で発電された電力は東京電力株式会社とその他の企業へ供給されるという。
味の素グループの環境への取組み
味の素は、「味の素グループ・ゼロエミッション計画 ~生産活動における環境負荷極小化の取り組み~」を掲げ、あらゆる事業領域より生じる環境負荷を極小化するため、グループ全体で廃棄物削減・資源化率向上、CO2排出量の削減などへの取組みを行っている。

詳しくは同社HP上で公開されている。

外部リンク

味の素 ニュースリリース
http://www.ajinomoto.co.jp/press/2011_06_22.html

味の素「環境への取り組み」
http://www.ajinomoto.co.jp/activity/kankyo/
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