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2011-07-22 12:00

その他

H22年度、使用済パソコンの回収再資源化実績は825,000台

パソコン3R推進協会
使用済パソコンの回収再資源化実績
一般社団法人パソコン3R推進協会は、平成22年度の使用済パソコンの回収実績を発表した。同協会によると、平成22年度に回収した使用済パソコン(ディスプレイ装置を含む。以下同じ。)は、825,000台となった。これは、前年度比を上回る数字である(平成21年度比103.8%)。


回収元別に見ると、家庭系パソコン(家庭から回収)は、390,000台で前年度比110.7%。一方、事業系パソコン(法人から回収)は435,000台で前年度比98.2%であった。

また、リサイクルのための回収量は、家庭系パソコンが365,000台(前年度比112.8%)、事業系パソコンが330,000台(前年度比99.8%)。初めて家庭系パソコンの台数が事業系パソコンを上回った。製品リユースのために回収したパソコンは、家庭系パソコン、事業系パソコンともに前年度実績を下回り、130,000台程度であった(前年度比92.3%)。
事業系ノートブック型の回収減、売却のためか?
回収されたパソコンを製品カテゴリー別にみると、家庭系パソコンは、デスクトップ型本体とノートブック型パソコンは共に前年度実績を上回った。これに対し、事業系パソコンでは、デスクトップ型本体は伸びたものの、ノートブック型パソコンが前年度実績を下回った。

パソコン3R推進協会によると、この結果の背景には、事業の用途で使うユーザーは、廃棄処理費用を抑えるために、廃棄処理ではなく、有価品として資源回収業者等に売却する傾向が強いという。市場価値の高いノートブック型パソコンにおいて、その傾向が顕著であったと推測される。

外部リンク

一般社団法人パソコン3R推進協会 ニュースリリース
http://www.pc3r.jp/topics/110719.html
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