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2011-08-08 12:00

その他

放射線を正しく警戒して家族を守る/セーラー万年筆「個人向け外部被ばく線量計」発売開始

セーラー万年筆
個人用外部被ばくセンサーの一般向け販売
震災後、福島第一原発事故の長期化を受け、個人向け外部被ばく線量計の需要が高まり、全国的に品薄が続いている。そのような中、8月上旬よりセーラー万年筆は、個人向け外部被ばく線量計を発売することを発表した。


今回、発売されるのは「PDM-122 マイ・ドーズ・ミニ(国産製品)」。医療機器・医学用線量計の専門メーカーである日立アロカメディカル製の病院・医師・放射線技師・看護師向けの個人向け線量計を、一般ユーザー向けに販売する。価格は、1個29,900円(税別)。
病院内で20年間の使用実績、初心者でも使いやすい「被ばくセンサー」
今回発売となる「PDM-122 マイ・ドーズ・ミニ」は、病院内で医師や放射線技師が20年間にわたって使ってきた。また、本体重量は39gと小型軽量。初心者でも使いやすいシンプルな設計だが、性能はプロ仕様。有害なガンマ線を計測し、時間当たり線量と積算線量を表示できる。

またPDM-122は小数点以下の表示をしない。これは、自然界の放射線と混同しやすい微小な線量値と混同しないような配慮があらわれた機能である。
放射線を「正しく警戒して家族を守る」
また、今回の発売を機に、セーラー万年筆はユーザー登録者向けに、放射線の知識や線量計の使い方に関する情報提供を行うほか、ユーザーと一体となったweb上での線量計マップなどを作成する計画だという。

セーラー万年筆は今回の発売開始に際し、「国産の高品質な個人向け線量計を安価で大量に提供することで、無用な放射線量パニックを防ぎ、「正しく警戒して家族を守る」ツールを広めたい」と発表している。今年度の販売は5万~10万本が目標。

長引く放射能への不安を「見える化」し、正しい情報を正しい行動へと繋げられる商品・サービスとして、多くの需要が予想される。

外部リンク

セーラー万年筆 公式オンラインショップ
http://sailorshop.jp/SHOP/79-2991-000.html
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