• TOP
  • >
  • 電気自動車
  • >
  • 電気自動車にも対応した次世代サービスステーション
2011-10-01 12:00

電気自動車

電気自動車にも対応した次世代サービスステーション

次世代サービスステーション
JXエネルギーとNEC、横浜市で次世代サービスステーションにおける蓄電・充電統合システムの実証事業を開始
横浜市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」において、JX日鉱日石エネルギー株式会社(以下「JXエネルギー」)と日本電気株式会社(以下「NEC」)は、「次世代サービスステーションにおける蓄電・充電統合システム」の実証事業を開始することを発表した。


電気自動車の普及に向けた取組み
この事業は電気自動車の本格普及を見越したもの。電気自動車が本格的に普及すると、一ヶ所の充電拠点で同時に複数の電気自動車の充電が必要となる。しかし、電気自動車への急速充電には相当な電力が必要となり、充電拠点おける受電設備の容量増強による経済的負担や、電力供給不足、電力供給不足による充電待ち時間の増加等が懸念されている。

今回の実証事業では、これらの課題に対し、蓄電・充電統合システム(以下BCIS)の蓄電池電力の活用、複数充電器の充電制御マネジメントを用いて、充電時間短縮や充電電力のピークカット効果を検証していく。また、地域エネルギーマネージメントシステム(CEMS)と連携し、本事業で導入するBCISの地域コミュニティの電力需給調整への貢献についても検証を行っていくという。

なお、今回の実証事業では、JXエネルギーが充電拠点の運営に関する社会実証を、NECがBCISの開発・構築を、東工大が地域コミュニティへの貢献効果解析を分担して実施する。
経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証事業」に採択
JXエネルギーとNECによる実証事業は、経済産業省の「平成23年度次世代エネルギー・社会システム実証事業」において、東京工業大学とともに共同実施者として採択されたもの。JXエネルギー、NEC、東京工業大学は、今回の実証事業を通し、次世代サービスステーションにおける電気自動車の充電システムやエネルギーマネジメントシステムを構築し、低炭素社会実現に向け貢献することを目指すという。

外部リンク

NEC プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/1109/2703.html
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook