2011-10-28 11:00
太陽光発電
ドイツでメガソーラー事業開始!双日

双日、ドイツでメガソーラー事業を開始
双日株式会社は、ドイツでメガソーラー大規模太陽光発電事業を開始することを発表した。総事業費は5700万ユーロ(約63億円)で、年間発電能力は24メガワットにのぼる。これは、ドイツにおいてトップクラスのメガソーラー事業となる。なお、双日は、2010年から、同国において、年間発電能力3メガワットの太陽光発電事業を進めている。
太陽光パネル10万枚を使用するメガソーラー
発電所名は、メガソーラーが設置されるミックスドルフの地名にちなんで「ソーラーパークミックスドルフ(Solarpark Mixdorf)発電所」。約80ヘクタール(東京ドーム約20個分)の敷地には、太陽光パネルは約10万枚が敷き詰められる。ソーラーパークミックスドルフの稼働開始は、2011年7月末。その後、安定的に電力供給を行っているという。
双日では、ドイツの電力公社イオン・エディス社(EON-Edis A.G.)と20年間の長期売電契約を締結。0.2207ユーロ/kWh(約24.2円)にて販売していく。
自然エネルギー先進国、ドイツ
2010年12月末時点の全世界の太陽光発電の導入量は40ギガワットに及ぶという。太陽光発電の急速な伸びをけん引するのは、環境事業法案が整備されている欧州各国だ。特に、今回、双日がメガソーラー事業を開始したドイツは、「原子力発電に頼らない再生可能エネルギーの普及」を積極的に推進する再生可能エネルギー先進国。同国は2030年までに「再生可能エネルギー比率を全体の50%にする」という目標を掲げ、今後も普及を積極的に推進することが見込まれる。
外部リンク
双日株式会社 ニュースリリース
http://www.sojitz.com/jp/news/releases/20111024.html
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