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Hondaの中国現地法人、本田技研工業（中国）投資有限公司は、中国・広州市政府および広州汽車集団股有限公司（以下、広州汽車集団）と共同で電気自動車（EV）実証実験の開始することを発表した。


また、11月8日、同事業開始を記念する式典が広州で行われた。式典では、実証実験用の車両基地が初めて公開。また、同式典には、広州市政府の甘新　副市長のほか、広州汽車集団の代表者、Honda中国本部長の倉石誠司氏、四輪事業本部第二事業統括の横田千年氏らが出席した。今回のEV実証実験では、広州市内の実際の都市交通環境下で車両を走行させる。これによって、EVの実用利便性の検証、普及に向けた技術的な課題の洗い出しの他、充電インフラに関する提言を行っていく。

なお、今回の実証実験に使用するのは、「フィットEV」。これは、フィットをベースにし、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培った電動化技術と、リチウムイオンバッテリーを搭載した最新車両で、充電時間は220V電源で6時間以下、航続走行距離は150㎞以上である。

なお、広汽本田汽車有限公司（広汽ホンダ）では、2012年内に中国でEVの現地生産開始を目標としている。

外部リンク

Honda　ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2011/c111108b.html