2011-11-23 00:00
太陽光発電
STマイクロ、スタンフォード大学ソーラー・カーシステムに採用

32bitマイコンがソーラー・カーの電子システム制御用に
STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、エレクトロニクス分野において、多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的半導体メーカー。そのSTが開発した32bitマイクロコントローラ(マイコン)が、スタンフォード大学の最新型ソーラー・カーの電子システム制御用に採用された。オーストラリア縦断の過酷レースでデビュー
STの32bitマイコンを搭載した最先端ソーラー・カーは、今年10月のソーラー・カー・レース「World Solar Challenge」でデビューした。この時、スタンフォード大学の学生が設計・製作したソーラー・カーが「Xenith」。ダーウィンからアデレードまでの3,000㎞の距離の中で、「Xenith」に搭載された32bitマイコンは、太陽光発電や巡航制御動作、ヘルメットに装着されたディスプレイ、車の素早い加速など、全てのサブシステムを制御、管理した。
なお、STの発表によると、スタンフォード大学ソーラー・カー・プロジェクトのGregory Hall氏は、ソーラー・カーの複雑な制御システムの中で、「STの制御用高性能マイコンは高い柔軟性・信頼性を特徴すると共に、非常に多様なペリフェラルと高品質ライブラリが揃っているため、我々のプロジェクトの厳しい要求と早期開発スケジュールに完璧にマッチ」と述べているという。
外部リンク
STマイクロエレクトロニクス プレスリリース
http://www.st.com/jp/com/press_release/t3235.jsp
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