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シャープは、停電時でも電力使用可能な、業務用のバックアップ電源システム「JH-AB01」の発売を発表した。


「JH-AB01」は、蓄電池を搭載した電源システムで、太陽光発電システムの自立運転と組み合わせによって、電気機器への電力供給や蓄電池の充電も可能となる。

JH-AB01の仕組みは次の通りである。まず、停電を感知すると、蓄電池から電気機器へ自動で電力供給を行う。瞬間的な停電や、電圧低下においても、パソコンやPOSシステムなどの電源のバックアップを行い、継続運転していく。

JH-AB01の最大定格出力は1.4kW。この容量であれば、例えば、テレビ、照明機器を利用しながら携帯電話の充電を行うなど複数の電気製品への利用も可能。さらに、エアコンや冷蔵庫など消費電力の大きい電気機器の運転も可能という。また、JH-AB01は、停電以外の時には、通常の商用電力から蓄電池へ充電し、停電時に備えることもできる。また、停電時は、太陽光発電システムを自立運転モードに切り替えることで、日中であれば太陽光で発電した電力ができるうえ、曇天時・夜間は蓄電池からの電力供給も可能となる。

外部リンク

シャープ　ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/111117-a.html