2011-12-01 12:00
エコ
東芝と中国国有企業など、スマートコミュニティ分野で提携を発表

東芝、中国でのスマートコミュニティ分野で提携
東芝は、中国節能環保集団公司(以下中国節能)と株式会社みずほコーポレート銀行(以下みずほCB)と、中国におけるスマートコミュニティ事業推進に向けた提携を発表した。中国での「省エネ・環境保護」「新エネルギー」産業推進に向けて
中国では、第12次5ヵ年計画の中で「省エネ・環境保護」と「新エネルギー」を「戦略的新興産業」と位置付けていえる。これによって、経済成長持続と省エネ・環境対策の強化の両立、国内生産額あたりのエネルギー消費およびCO2排出の大幅削減を目指している。このような中国国内での環境意識の高まりにより、省エネや新エネルギー導入に向けた取組みが積極的に行われている。また、今後、中国における省エネ・環境ビジネスの市場規模の急速な拡大が見込まれている。
今回、東芝が提携を発表した中国節能は中国の国有企業の一つ。1988年に中国国内において初となる環境・省エネ事業投資・管理会社として設立された後、国内の省エネ・環境保護技術の普及と環境・省エネ事業投資において重要な役割を担ってきた。
今回の提携によって、東芝と中国節能は、スマートコミュニティや省エネサービス、環境に配慮したグリーンビルディング分野において、情報・意見交換や技術交流、個々のプロジェクトにおける共同参画などの協力を進めていく。また、資金調達などを通じて両社の取組みを支援する役割をみずほCBが担っていく。
今後、東芝では、中国をはじめとした新興国でスマートコミュニティ関連事業を積極的に推進し、2015年度の同事業の売上高9,000億円を目指すという。
外部リンク
東芝 ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_11/pr_j2601.htm
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