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関西電力は、かねてから研究を行ってきた福井県若狭地域での太陽光発電の結果を受け、同所に大規模太陽光発電所を建設することを発表した。


関西電力では、福井県若狭地域において、昨年11月から2箇所に新設した研究用の太陽光パネルを用いた発電、パネル表面への積雪、塩分付着対策等の検証研究行ってきた。今回は、その結果を受けての大規模発電所建設決定となる。昨年からの実証実験において、年間発電電力量の想定と発電所のパネル設計に必要な基礎データが得られ、建設に向けた準備が整ったことが、今回の発表に至った経緯である。

大規模太陽光発電所が建設されるのは、おおい町、高浜町。その年間発電電力量は、合計で約100万kWhを見込んでいる。これは、一般家庭約300軒分の年間使用電力量に相当。また、太陽光発電利用によるCO2排出の削減量は年間約300トンが期待されている。

今後、関西電力では、地元と協議を行いながら、再生可能エネルギーの導入による電気の低炭素化に積極的に取り組んでいく。

外部リンク

関西電力　プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/1127-1j.html