2011-12-05 12:00
電気自動車
EV(電気自動車)のみのカーシェアリング 米サンディエゴに誕生! 市が充電スポット整備

300台の車両すべてが電気自動車
急速に進むカーシェアリング(※)。車の維持費がかからないなどユーザーにとっても利点が多いが、車の効率的な使用や渋滞解消の可能性などの点で、環境にとってもやさしいシステムだ。その環境への貢献を、さらに一歩進めたカーシェアリング・サービスが、米カリフォルニア州サンディエゴで登場した。カーシェアリング事業を展開する「Car2Go」は、保有する車300台以上のすべてがEV(電気自動車)だという(車種は“Smart For Two Electric Drive”)。11月23日、「Green Car Reports」が報じた。
市と連携、充電スポットも充実
今年6月、サンディエゴのJerry Sanders市長は、市民の生活にEVを現実的なレベルで導入し、持続可能性やクリーン・テクノロジーにおいてリーダーシップを発揮することを誓約した。そして、「Car2Go」のNicholas Cole CEOとともに、今秋までに全車EVのカーシェアリング・サービスを開始することを表明していた。今回、その約束が実現した形だ。市のサポートによって、市内にはEV用の充電スポットが行き渡っているという。一歩進んだカーシェアリングとして、今後注目を集めそうだ。
ちなみに、「Car2Go」への会員登録料はわずか35ドル(約2700円)。車の使用料も分単位の計算となっており、1分0.35ドル(27円)と格安。さらに上限ありで、1時間最大12.99ドル(約1000円)1日最大65.99ドル(約5100円)とかなりお得。効率的でかつクリーンなEVのみのカーシェアリング。日本でも広まってほしいサービスだ。
※ネットベンチャー・ニュースによれば、日本のカーシェアリング・ステーションは前年比で3.4倍増、車両も3倍増だという。また、賃貸情報のCHINTAIは、カーシェアリング・スポットを横断検索できるiPhoneアプリ「ご近所カーシェアマップ」をリリースしている。詳細はネットベンチャー・ニュース「アプリ「ご近所カーシェアマップ」2000か所のカーシェアリングステーションを一発横断検索! CHINTAIがリリース」をご参照を(下部にリンク)。
外部リンク
Green Car Reports
San Diego: Car2Go's Choice For First All-Electric Car Share Service
Car2Go
Jerry Sandersサンディエゴ市長Blog
ネットベンチャー・ニュース
アプリ「ご近所カーシェアマップ」 2000か所のカーシェアリングステーションを一発横断検索! CHINTAIがリリース
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