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2013-06-12 19:00

その他

東芝が仏ルーヴル美術館「モナ・リザ」と「赤の間」に専用LED照明を設置

LED
改修工事が完了
東芝は6月5日、仏ルーヴル美術館の「モナ・リザ」の展示照明システムと「赤の間」の天井照明器具における同社製LED照明の設置改修工事を完了したと発表した。

同社は東芝は2010年6月に仏ルーヴル美術館とパートナーシップ契約を締結し、照明改修プロジェクトを進めている。

2011年12月にピラミッド、ピラミディオン、およびパビリオン・コルベール、2012年5月にはナポレオン広場の照明を東芝製LED照明に改修しており、これまでの改修で消費電力約73%削減を実現している。

今後は2014年春にクール・カレ(方形の中庭)、および2014年中頃にはナポレオン・ホールの照明についても、東芝製LED照明への改修を予定している。

絵画の濃淡忠実に
「モナ・リザ」の展示照明システムでは、あかりの均斉度を従来のシステムより向上させることで、絵画の濃淡を忠実に再現し、より自然光に近い形で見られるよう、色温度を調整するシステムも搭載、絵画の褐色を防ぐ紫外線・青色光を最小限に抑えている。

「赤の間」の天井照明では、昼光を採り入れた展示室で常に一定の色温度で絵画を鑑賞できるよう、絵画の照度を一定に保つ新しい制御電源を採用し、消費電力については約60%、照明器具の総重量は約72%の低減を実現した。

東芝はグローバルに新照明事業を展開しており、2010年4月から人と環境に調和した新しい“あかり文化”を創造すべく、本プロジェクトを通じて技術力向上を図りながら、エコ・リーディングカンパニーとして世界文化と環境負荷低減への貢献を目指している。

外部リンク

東芝│プレスルーム
http://www.toshiba.co.jp/

東芝の新照明事業│ルーヴル美術館照明改修プロジェクト
http://www.toshiba.co.jp/lighting/
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