2013-06-23 10:00
太陽光発電
ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池で変換効率14.6%達成

多結晶シリコン太陽電池レベルに
ソーラーフロンティアは6月18日、国富工場で商業運転されている生産ラインを使い、エネルギー変換効率14.6%のチャンピオンモジュールを製造することに成功したと発表した。この製品の出力は179.8ワットで、米国保険業者安全試験所の認証を受け、現在主流となっている多結晶系シリコン太陽電池モジュールのエネルギー変換効率とほぼ同レベルの変換効率を実現した。
また、国富工場の生産ラインを使った生産を実現したことで、今後の大量生産に向けても期待が持てるとしている。
更なる変換効率アップも期待
ソーラーフロンティアは、CIS技術の研究・開発において、今年で20年目を迎え、30センチ角CIS薄膜太陽電池サブモジュールの開口部面積で世界最高のエネルギー変換効率17.8%や、カドミウムを含まない薄膜太陽電池のセル(約0.5cm2)として、世界記録となるエネルギー変換効率19.7%を達成するなどの実績を持っている。CIS技術の活用により、省資源かつ省エネルギーで製造できるため、環境にも優しい太陽電池が生産できるだけでなく、更に高いエネルギー変換効率を実現できる可能性を秘めている。
外部リンク
ソーラーフロンティア│CIS技術でエネルギー変換効率14.6%のモジュール製造に成功
http://www.solar-frontier.com/
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