• TOP
  • >
  • エコ
  • >
  • コカ・コーラが「ピークシフト自販機」に実証実験を開始、95%節電
2013-07-04 20:00

エコ

コカ・コーラが「ピークシフト自販機」に実証実験を開始、95%節電

ピークシフト自販機
翌日の電力消費量を予想
日本コカ・コーラ株式会社は7月1日、北九州スマートコミュニティ創造事業を実施している北九州市八幡東区東田地区内に、夏の日中に冷却用の電力を使わず消費電力を95%削減しながら、16時間もの間冷たい製品を提供する「ピークシフト自販機」を、設置し節電・省エネに対応する自動販売機の実証実験を行うと発表した。

北九州スマートコミュニティ創造事業は、平成22年度にスタートした政府の新成長戦略の「グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略」における、4つの地域のスマートコミュニティ実証事業の1つ。

またこの地区では、次世代のまちづくりを推進しており、気象情報にしたがい、前日に翌日の電力消費量を予想し、それにしたがって電気料金を変化させるという「ダイナミックプライシング」にも取り組み、地域全体のエネルギーの最適化を図っている。

ダイナミックプライシング時のデータを収集
日本コカ・コーラでは、東日本大震災を経て、電力使用ピーク時の消費電力を大幅に削減するという社会のニーズに応えるため、富士電機との共同開発で新しいコンセプトの「ピークシフト自販機」を開発し、1月から全国で展開を始めている、

現在、1万5千台を展開し、今回の実証実験ではダイナミックプライシング発動時に同自販機が地域の電力ピークを下げる効果の検証を行う。

検証では北九州市八幡東区東田地区内の「いのちのたび博物館」に同自販機を設置し、7月1日から9月末まで、月別・時間帯別の電力の推移や、ダイナミックプライシング適用日の電力と一日当たりの電気料金の推移など、様々なデータを収集する。

外部リンク

コカ・コーラ│「ピークシフト自販機」 ダイナミックプライシング発動時の実証実験を開始
http://www.cocacola.co.jp/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook