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2013-07-02 17:00

エコ

三菱重工がトルコの地熱発電所に蒸気タービンを連続受注

地熱発電
1号機に引き続き
三菱重工業は6月27日、三菱商事と共同でトルコの独立系発電事業者(IPP)であるグルマット社から、出力4万7,000kWのゲルメンチック地熱発電所2号機向け蒸気タービンを受注したと発表した。

同地熱発電所は、エーゲ海に面する同国第3の都市イズミルの南60kmの地点に建設するもので、2015年の運転開始を予定している。

三菱重工では2008年にもゲルメンチック1号機に向けて、蒸気タービンを納入しており、地熱発電設備の中核機器となる。

また同発電所において、発電機は三菱電機が供給する。

豊富な地熱資源を利用
トルコでは、近年の急速な経済成長に伴う電力不足が続き、今後の電源確保が急務となっている。

このため、再生可能エネルギーへの関心も高く、同国には地熱資源が豊富に存在することから、政府の後押しを受け、ゲルメンチック地熱発電所でも10年間にわたる電力の固定価格買取制度が適用される。

地熱発電は、地中深くのマグマ溜まりの熱水を蒸気のかたちで取り出し、タービンを回して発電する。

太陽光や風力と違い、天候に左右されることがなく、安定して電力を供給できる利点があり、24時間設備を稼動することが可能だ。

外部リンク

三菱重工│ニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/
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