2013-07-17 10:00
太陽光発電
世界初浮体式洋上風力発電所 安全祈願式と実証研究事業開始式

実証研究用の風車は「ふくしま未来」
2013年7月13日、世界初浮体式洋上風力発電所の安全祈願式と実証研究事業開始式が福島県いわき市の小名浜港大剣埠頭(ふとう)で行われた。10月中旬に発電開始 1700世帯分の電気賄う
実証研究用の風車は「ふくしま未来」と名付けられている。10月中旬に発電開始。一般家庭約1700世帯分の電気を賄う。原発事故で避難を強いられた同県飯館村の人口が6200人、ちょうど1700世帯だ。安全祈願式には、関係者ら約100名が出席。神事が行われ、福島県佐藤雄平知事、渡辺敬夫いわき市長、松本幸英楢葉町長などの関係者らが玉串をささげ事業の安全と成功を祈願した。
玉串..道の神事において参拝者や神職が神前に捧げる、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝(引用元;Wikipedia)
8月に楢葉町沖約18キロに設置
この実証研究事業は、経済産業省が丸紅、三菱重工業、三井造船、東京大などに委託して実施するもの。風車は、8月に楢葉町沖約18キロに設置される予定。3年間かけて環境負荷を含めた事業としての可能性を確認の上早ければ2016年に出力10万~30万キロワットの大規模洋上風力発電所が建設される。
福島県から率先して核廃絶と再生可能エネルギー促進を
原発事故の被害が最も大きい福島県だからこそ率先して核廃絶と再生可能エネルギーの促進を発信し、電力の自立を目指してほしい。それが大事故を起こしたことに対する償いであり、日本の役割だ。これから人口が著しく減少していくことも超高齢化も決定事項だ。現実を受け止め、自らの身の丈を知った上で対策を考える必要がある。
貨幣がたくさんあれば、貨幣で交換したモノがたくさんあれば豪華な生活さえできれば安心・幸せであるというライフスタイルに対する価値観の変革の時ではないだろうか。
一人一人の成長が世界を変える。
外部リンク
福島県いわき市
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/
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