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2013-08-10 17:00

電気自動車

鹿児島県薩摩川内市でEVレンタカー事業がスタート、観光客の足に

超小型モビリティ
次世代エネルギービジョンに向け
日本ユニシスは8月1日、鹿児島県薩摩川内市への協力事業として「甑島電気自動車(EV)レンタカー導入実証事業」を同日より開始したと発表した。

薩摩川内市は、市内に内在する多くの課題を解決できる「市民の喜ぶエネルギー面での処方箋」を提示することを目的とし、今年3月に次世代エネルギービジョンを策定した。

また、日本ユニシスは、甑島に設置したEV・プラグイン ハイブリッド車(PHV)用充電スタンドにおける、利用者認証や利用履歴管理を行うため、充電インフラサービス「smart oasis」を提供する。

地方における観光客向けのEV・超小型モビリティレンタル事業は、国内各地で実施されており、香川県小豆郡土庄町では、ソフトバンクモバイルが開発中の充電・認証システム「ユビ電」を超小型モビリティの充電インフラとして提供し、「瀬戸内国際芸術祭2013」の夏の会期の始まりにあわせ、来島する観光客の島内の交通手段としてレンタルサービスを行っている。

観光客の行動範囲を拡大
同事業では、甑島の持続可能な環境保護と観光振興が両立したエコアイランド化を目指し、EV3台を公用車として導入し、休日や観光シーズンはレンタカーとして観光客や市民に、島内のレンタカー事業者から貸し出す。

EV導入によって市では、甑島観光における島内交通の充実を図り、観光客の利便性向上に加え、行動範囲が拡大することによる経済振興を目指している。

薩摩川内市は、島内には2基の充電スタンドを設置し、甑島超小型モビリティ導入実証事業でも利用、充電スタンドの利用データなどを市内での充電インフラ整備に活用する予定。

市では8月3日から、超小型モビリティとEVレンタカーのレンタルを開始しており、超小型EV「コムス」は一人乗り2時間2000円で時速60km、電気自動車アイミーブは2時間2000円、4時間3000円で航続距離180km。

外部リンク

日本ユニシス│薩摩川内市「EV導入実証事業」を甑島(こしきしま)で開始
http://www.unisys.co.jp/news/

薩摩川内観光・物産ガイド│超小型モビリティ & EVレンタカー 8/3(土) レンタル開始!
http://satsumasendai.gr.jp/
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