エネクトニュース

西オーストラリア州にあるジェラルトンから50km離れたグリーナウ・リバーに10月10日、オーストラリアで初となる大型太陽光発電所が完成した。

建設を行ったのはVerve EnergyとGE Energy Financial Serviceで、同発電所の発電能力は10メガワット。50ヘクタールの土地に、米Fisrt Solar社が開発した薄型太陽光モジュール150000枚が設置された。

現在、オーストラリア政府は再生可能エネルギーの開発プロジェクト、「Solar Flagships Program（以下SFP）」を進めており、エコエネルギーの発展にむけた取り組みを行っている。仏紙Enerzineが報じた。
オーストラリアは、世界で最も日差しが強い国である。

そのため、10世帯に1世帯が太陽光パネルを設置しており、計2ジガワットの電力を供給している。

またオーストラリア政府は、SFPの一環として他の太陽光発電所の建設を進めており、2015年末には計400メガワット規模の発電所2か所がオープンする予定だ。

太陽の恵みを再生可能エネルギーにつなげるプロジェクトは、今始まったばかりだ。

外部リンク

グリーナフ太陽光発電所
http://www.greenoughsolarfarm.com.au/

オーストラリア　環境省
http://www.environment.gov.au/index.html

オーストラリア　初の大規模太陽光発電所がオープン
http://www.enerzine.com/1/14568