2012-11-08 16:00
エコ
パリ 17年以上はお断り?自動車規制の強化でCO2削減

パリが交通規制の見直しへ
レンタル自転車やレンタル自動車サービスを提供し、市内の交通量削減につとめてきたパリ市が、新たなCO2削減プロジェクトを立ち上げることがわかった。これまでパリ市はさまざなま環境保護運動に取り組んでおり、10年前と比較して、市内の交通量は25%削減した。
しかし、現状では不十分であるとするパリ市は、2013年初頭より市内の交通規制の見直しに着手し、徐々に改訂を加えていくことを明らかにした。Enerzineが報じた。
自動車規制は不可欠
パリ市は、一部の区域での法定速度を時速50kmから30kmに制限したいとしており、来年より実施にむけた協議が行われる。自動車規制に乗り出す理由について、同市は、
大気を汚染する工場がほとんどなくなった今、汚染の主な原因は自動車である
と述べ、環境の改善を目標に掲げるパリ市にとって、自動車の規制が不可欠であることを示唆した。
スピードの規制に加え、2014年9月より一部の区域において新車登録から17年以上経過した中古車の走行が禁止される予定となっており、排気ガス量の少ないエコカーを推奨していく意向だ。
パリ市の新たなCO2削減プロジェクトには多くの環境団体が賛同しており、市と住民が一丸となり、エコの都パリを目指した取り組みが進められている。
外部リンク
パリ市 公式サイト
http://www.paris.fr/
パリ市 大気改善のための新たな策をねる Zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/la-mairie-de-paris
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