エネクトニュース

再生可能エネルギーの開発を行うEDF Energies-nouvellesは、フランス最大級の太陽光発電所がトゥールに完成したことを発表した。

同発電所は今年の5月より一部稼働していたが、すべての建設工事の終了とシステムの完全始動をうけ11月12日、正式にオープンしたことが公表された。仏紙20minutesが報じた。
トゥール太陽発電所は旧軍事基地に建設され、米First Solar社が開発した最新式の太陽光パネル、140万枚が所狭しと敷き詰められている。

360ヘクタールの敷地内で生産される発電量は最大115MWc。55000人分の年間電力消費量と同等の電力を供給することができる。

フランスは2020年までに、全発電量の23％を再生可能エネルギーでまかなうことを目標としている。しかし、現在のフランスの再生可能エネルギーの割合は13％となっており、開発が急がれている。

EDF Enerigies-nouvellesの地域開発ディレクター、Didier Hellstern氏は、

と述べ、経済的、技術的な助けを要することを強調するとともに、今後の開発に意欲をしめした。

外部リンク

EDF Energies-nouvelles 公式サイト
http://www.edf-energies-nouvelles.com/index.php/fr

ローレン地方にフランス最大の太陽光発電所オープン 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1041834/