2012-11-29 16:00
エコ
バンクーバーの町中に「垂直農場」出現

VertiCrop
バンクーバーのGregor Robertson市長は11月20日、バンクーバーの中心地にVertiCropが完成したことを発表した。VertiCropとは、バンクーバーの駐車場に建設された垂直型の農場のことである。
12段に積み重ねられた植物の総面積は560平方メートルで、約60%がレタスなどの食用野菜。残りの植物で温室内の湿度調整を行う。
また、除草剤や殺虫剤などの農薬は一切使用されず、通常のシステムに比べ、水の消費量を10%削減することができる。
Alterrus社により数年前に開発された。
バンクーバー市はVertiCropにより、CO2の削減、雇用の創出、そして野菜の生産を行えるとし、期待を寄せている。Enerzineが報じた。
世界で最もエコな町
VertiCropで生産された野菜は、市内のスーパーやレストランが買い取る予定だ。これにより、配送車の排出するCO2を削減するとともに、バンクーバー市民に新鮮な野菜を供給することができる。
Robertson市長は、
このプロジェクトは、エコロジー部門におけるこの町の革新的なアイディアを象徴している
とし、VertiCropの完成に喜びを示した。
バンクーバーは、2020年までに世界で最もエコロジーな町になることを目標としており、エコ雇用の増加やCO2の削減にむけた取り組みを進めている。
外部リンク
バンクーバー 公式サイト
http://vancouver.ca/default.aspx
Alterrus 公式サイト
http://www.alterrus.ca/
バンクーバーの中心に垂直農家 Enerzine
http://www.enerzine.com/604/14821+une-ferme-verticale
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