2012-11-30 12:00
エコ
京都議定書の延長なるか。ドーハの国連気候変動会議

気候変動会議スタート
11月26日、国連気候変動枠組み条約(以下COP)の第18回会議が開幕し、締約国がカタールのドーハに集結した。今回のCOPの課題となっているのは、2012年で第1約束期間が終わる京都議定書の延長問題である。
来年以降も継続するか否か、また継続する場合のルールはどのようにするか、各国の意見がわかれている。
さらに、先進国のみに温室効果ガスの削減を求める京都議定書とはべつに、2020年よりすべての国を対照とした枠組みも作られる予定で、話し合いが進められている。Marcel Greenが報じた。
日本は不参加
国連は、2050年までの気温上昇を2度未満に抑制する目標をたてており、今回のCOPで各国の同意をえたいとしている。しかし、2011年には世界のCO2排出量が過去最多となり、地球の温暖化は加速傾向にある。
参加国からは、国連の掲げる目標に反発する声があがっており、交渉は困難をきわめている。
2013年1月1日からはじまる第2約束期間については、EU、スイス、オーストラリアが参加を決定しているが、日本は不参加の意思を示している。
第18回COPは、12月7日まで開催される。
外部リンク
国際連合気候変動枠組み条約会議 公式サイト
http://unfccc.int/meetings/doha_nov_2012/meeting/6815.php
気候変動会議がドーハで開幕
http://www.marcelgreen.com/article/La-conference
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