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2012-12-02 16:00

その他

全国初、オリックスと九電工が空港跡地にメガソーラー建設

メガソーラー
全国17カ所に設置も
オリックス株式会社と株式会社九電工は11月27日、九州地区にて大規模太陽光発電の共同事業を開始すると発表した。

オリックスと九電工は九州地区での事業拡大を目的に、2011年11月に戦略的パートナーとして協業を推進することで合意しており、今年1月には九電工の100%出資子会社であった株式会社キューコーリースの株式をオリックスが90%取得し共同事業を開始した。

今回のメガソーラー事業で、オリックスは全国17カ所に合計最大出力81.6MWの大規模太陽光発電所の開発に着手すると発表しており、合計の年間予想発電量は一般家庭約25,100世帯分にあたる9,048万kWhとなる。

ターミナルビルを見学施設に
第一号とある案件には鹿児島県枕崎市にある枕崎空港跡地が選ばれ、全国初の空港跡地を活用したメガソーラー発電事業となる。

枕崎市は空港の管理・運営にかかる財政の負担を考慮し、2012年度末で空港を廃止するとし、この跡地をメガソーラー事業者に貸し出すことを決定している。

事業者として選定されたオリックスと九電工は、跡地に最大出力8,557kW(8.5MW)規模のメガソーラー発電所を設置する。

また、地域への貢献策として空港ターミナルビルを活用した発電所の見学スペースや太陽光発電の仕組みを学べる環境学習施設、天文観測所の設置などを予定している。

外部リンク

オリックス│ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/
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