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2012-12-07 10:00

太陽光発電

富士電機、「自前」の場所や設備でメガソーラー発電事業へ参入

メガソーラー
「自立」した発電を
富士電機株式会社は、2012年12月3日、同社工場敷地内にメガソーラー発電施設を建設し、太陽光発電事業への参入を開始することを発表しました。

建設地は、同社山梨製作所内の未利用地(山梨県南アルプス市)で、合計出力は、2メガワット。稼働開始は、2013年4月の予定です。

新設される同施設には、同社のパワーエレクトロニクス製品が適用され、今後は、製品の技術・品質評価や設備建設、施工技術の“実証の場”として活用することで、社内の技術力強化を図り、同社EPC事業を拡大していく予定になっているようです。

ちなみに、「パワーエレクトロニクス」とは、電力の「変換や制御」を取り扱う技術分野のことで、エアコンや電車、エレベータなどの省エネ向けインバータや、IH式炊飯器、パソコンなど、身の回りの機器類には必ずといってよいほど使われています。

発電量の「全て」を東京電力に売電
なお、この発電施設は、同社子会社の富士グリーンパワー株式会社が事業主となり、同社のEPCエンジニアリングが建設を担当します。施設完成後、発電された電力は、その全量を東京電力へ売電することになっています。

同社の経営方針には、「エネルギー関連事業」の拡大が掲げられており、メガソーラー分野においても、パワーコンディショナーなどのパワーエレクトロニクス機器を中心に事業展開されていることから、“自前”で実際の発電能力を備えるまでには、それほどの時間やコストを要することはないようです。

外部リンク

富士電機株式会社 プレスリリース
http://www.fujielectric.co.jp/news/
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