2012-12-19 20:30
電気自動車
ルノー新型電気自動車ZOE 第1号車を生産再生省に納車

新型ZOE第1号車を納車
ルノーが開発する初の電気自動車、ZOEの量産第1号車が12月17日、フランス生産再生大臣のアルノー・モントブール氏の立ち会いのもと、同省に納車された。仏生産再生省は、2012年に行われたパリ国際モーターショーにて、ZOEを発注。同車の欧州一般発売に先駆け、政府に納車された。
ZOEの販売価格は20700ユーロであるが、電気自動車の購入の際にフランス政府より最大7000ユーロの補助金がおりるため、実際は13700ユーロとなる。
ルノーは、年内よりZOEの一般発売を開始し、2013年の春より本格的な生産を開始する予定だ。Enerzineが報じた。
みんなのための電気自動車
ルノーの新型ZOEのコンセプトは、「みんなのための自動車」。誰にでも運転できる使いやすさが特徴となっている。ファミリー自動車としても、ビジネスカーとしても使用でき、1回の充電で最大210km走行することが可能だ。
ルノーのカルロス・タバレス最高執行責任者は、
ZOEの第1号車の納車は、ルノーのEV戦略の新たな一歩だ。当社は手ごろな価格のEVの普及を目指す
と述べた。
なお、ZOEの納車にともない、仏生産再生省には新たな充電スタンドが設置された。
フランス政府は、電気自動車の普及とともに、各地で充電スタンドの設置工事を進めており、エコカーの受け入れ体制を整えている。
外部リンク
ルノー ZOE 公式サイト
http://www.renault-ze.com/fr-fr/gamme-z.e./
アルノー・モントブール氏がZOE第1号車のカギを受理 Enerzine
http://www.enerzine.com/1036/14986+arnaud-montebourg
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