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英エネルギー・気象変動相、エドワード・デービー氏は12月13日、英国で禁止されていたシェールガスの開発を再開することを発表した。

英国では2011年、イングランド北西部のシェールガス採掘現場近郊で小規模の地震が観測されて以来、開発が禁止されていた。

デービー氏は、

と述べ、シェールガス禁止措置の解除にいたった理由を説明した。

しかし、水圧破砕法とよばれる採掘方法が地球と人体に悪影響を与えることが一部専門家から指摘されており、環境保護団体より政府に反発する声があがっている。Le nouvel observateurが報じた。
英国政府がシェールガス開発再開を発表したことをうけ、環境保護団体、friends of the earthは、

とし、水と化学物質を大量に使用するシェールガスの採掘に反対していくことを示唆した。

これに対し英国政府は、今回の開発許可は科学的な証拠に基づくものであるとし、環境汚染の可能性を否定している。
英国は、EU諸国内で最大のガス消費国である。

近年、再生可能エネルギーの開発を積極的に行ってきた同国であるが、高騰するガス値に悩まされていた。

英国政府は、シェールガスの開発禁止解除により、新たな雇用の創出とエネルギー源の確保ができるとし、国民に理解を求めていく。

外部リンク

英国政府　公式サイト
https://www.gov.uk/

friends of the earth　公式サイト
http://www.foe.co.uk/

シェールガス　英国政府が開発を許可
http://tempsreel.nouvelobs.com/planete/20121213.OBS2441/