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2012-12-27 14:00

太陽光発電

電気化学工業が自社製パネルでメガソーラー事業に参入

メガソーラー
水力に続き太陽光へ
電子材料や化学品の製造・開発を行う電気化学工業は19日、群馬県にある同社の工場2カ所で、大規模太陽光発電事業を行うと発表した。

発電した電気は電力会社に販売する予定。

同社は民間企業として、国内屈指の水力発電能力を有しており、再生可能エネルギー特別措置法の制定を受け、さらなる再生可能エネルギー創出のため、メガソーラーを建設することになった。

設置するメガソーラーの出力は2カ所で3.2メガワット、年間発電量は約360万kWを予定している。

今年中に着工する予定で、平成25年7月の送電開始を見込んでいる。

自社製の高機能性フィルム
メガソーラーが建設されるのは、同社の保有する渋川工場八木原用地と伊勢崎工場で、それぞれの出力は2.2MWと1.0MWになる。

このメガソーラーには同社の製品であるフッ素系樹脂ベースの「デンカDXフィルム」がバックシートとして組み込まれた太陽電池パネルを使用する。

「デンカDXフィルム」は、長時間の色調保持(カラータイプ)や紫外線からの基材の保護(透明タイプ)などの耐候性をはじめ、汚れが落ちやすい耐汚染性、様々な薬品・溶剤に対して変化しない耐薬品性、接着性に優れた高機能性フィルム。

このほか、北海道苫小牧市の自社用地を三井不動産が行うメガソーラー事業用地として貸与することを10月に発表している。

外部リンク

電気化学工業│ニュースリリース
http://www.denka.co.jp/news/pdf/
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