2012-12-28 16:00
エコ
日立製の風車増設で日本一95MWの風力発電所

2017年3月までに順次運転開始
日立製作所は25日、青山高原ウインドファームの持つ津市と伊賀市の風力発電所に、新たに増設する大規模風力発電所向け風力発電システム40基を受注したと発表した。この発電所では現在、15メガワット、20基の風力発電システムが設置されており、今回の増設により発電設備容量が日本一の95メガワットとなる。
日立は造成工事から設計・製造・据付を受注した。
増設分の風力発電システムの運転は平成28年3月から平成29年3月に順次行われる。
風力でトップシェアを狙う
この風力発電システムには、ダウンウィンド方式と呼ばれる技術が採用されており、基礎工事コストを低減できると共に丘陵地など吹上風が吹く地帯での発電効率が良いのが特徴。また、洋上ではダウンウィンドの効果がより発揮できることがわかっており、今後は5メガワット規模のダウンウィンド洋上風力発電システムの開発を推進している。
日立は、2012年7月に富士重工業株式会社から風力発電システム事業の事業譲渡を受けており、これまでに2メガワット風力発電システムを約110基受注している。
2015年度には風力発電システムで国内トップシェアを目指している。
外部リンク
日立製作所│ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/
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