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2012-12-29 22:00

太陽光発電

象と人の共存のために!インドで太陽光ランプが大活躍

象
象被害に太陽光ランプ
インド東部に位置するジャールカンド州の村々で、象による被害が相次いでいる。

ハザーリバグおよびランガルは、現在でも多くの象が生息している地域である。北部にはハザーリバグ国立公園もあり、トラやヒョウ、象などの保護地域に指定されている。

しかしここ数ヶ月の間に、近隣の村に住む住民6人が象により殺害された。また、象が周辺の農地約81ヘクタールを荒らし、住民の不満が爆発していた。

この事態を受けジャールカンド州は、村々に太陽光ランプを配布し、被害を食い止めようと試みている。green et vertが報じた。
象と人の共存
象などの野生動物から村を守るための手段として、従来電気柵が使用されていた。

しかし、電気柵で村や農地を囲むことで住民は守られるものの、感電した象が死体となって発見されることも多い。

そこでジャールカンド州は、より「穏やかな」解決策として全54村に23000個の太陽光ランプを配布。パトロールも強化し、象に人間の存在を知らせることで、被害削減に努めている。

同州は、太陽光ランプが人と自然、そして動物の共存にむけた第一歩となることに期待をよせている。

外部リンク

ジャールカンド州 公式サイト
http://jharkhand.gov.in/

象と人を守るための太陽光ランプ Green et vert
http://www.greenetvert.fr/2012/12/27/des-luminaires-solaires
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