2013-01-09 16:00
太陽光発電
三菱商事がフランスで太陽光発電事業に参入

フランス大手電力会社EDFグループと
三菱商事は1月7日、フランスのEDFエネルジ・ヌーベル社が同国に保有する「ツール・ロジエ1太陽光発電所」の持分50%を取得することにしたと発表した。三菱商事は再生可能エネルギーの事業拡大を目標としており、フランスで太陽光発電所を保有するのは今回が初となる。
EDFエネルジ・ヌーベル社はフランス大手電力会社であるEDFの子会社で、世界的な再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでいる。
欧州進出加速か
発電所はフランス北東部ナンシー郊外の旧NATO空軍跡地にある522ヘクタールの土地に建設されている。総事業費約220億円で、発電容量は5.5MW、2012年5月に建設を完了し、フランス電力公社向けに同6月から売電を開始している。
三菱商事では中期経営計画2012で「インフラ・地球環境事業」を、全社戦略分野と位置づけ、発電事業においては2015年までに、全世界での持分容量を、現在の450万kWから600万kWに引き上げ、うち2割程度を再生可能エネルギーで賄う計画を立てている。
欧州では今後も再生可能エネルギーの普及が加速する見込みで、同社は既にスペイン、ポルトガルに発電所を持ち、更なる発電事業推進を狙っている。
外部リンク
三菱商事│プレスルーム
http://www.mitsubishicorp.com/jp/
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