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2013-01-23 16:00

行政

製品の「全体」を評価 - 「低CO2川崎ブランド」大賞は富士電機

CO2削減
CO2削減ブランド認定「川崎発」
川崎市は、2013年1月16日、2012年度の「低CO2川崎ブランド大賞」の選定と「低CO2川崎ブランド」の認定結果を発表しています。

「低CO2川崎ブランド」は、ライフサイクル全体でCO2削減に貢献する“川崎発”の製品・技術、サービスを評価し、広く発信することを通して地球温暖化防止を図ったり、ライフサイクル全体でのCO2削減効果の考え方を普及させることにより、市民や企業の環境意識・スキルを向上させるといった目的で、2012年から本格的な実施を始めた認定制度です。

今回、大賞に選定されたのは、富士電機株式会社の「単機最大容量地熱タービン・タービン発電機」でした。

また、ブランドに選定されたのは、JFEスチール株式会社東日本製鉄所(京浜地区)の「JFEスーパーコアによる太陽光発電設備効率向上」、株式会社高砂製作所の「回生型システム電源(充電・放電機能評価装置)」、東燃ゼネラル石油株式会社・JX日鉱日石エネルギー株式会社の「企業間連携を通じた水素の有効活用によるCO2排出量の削減」、日本電気株式会社の「EV用急速充電器(NQVC500M3/NQVC440M3)およびEVクラウドサービス」など10件にのぼりました。

「非製造業」や「中小企業」も対象に
ちなみに、「低CO2川崎ブランド」の特徴には、「最終製品だけでなく、素材や部品などの製品や、サービスを対象としている」点や、「製造業だけでなく、非製造業を含む幅広い業種団体を対象としている」点、「企業の規模を問わない」点に加え、「生産活動だけでなく、製品の研究開発や製造プロセスの技術移転による貢献も対象としている」点などが挙げられています。

原材料の調達から、製品の廃棄やリサイクルに至るすべての過程にわたって、CO2削減量を実際に算定する考え方には、文字通り製品が描く「円」のどこかにひずみができないような“理想”を目指す姿勢が見受けられます。大小さまざまな事業体が集積している地域ならではの「視点」といえるのではないでしょうか。

なお、今回認定された製品・技術、サービスについて、2013年2月1日午前11時15分から、 川崎国際環境技術展 センターステージ(とどろきアリーナ)において、認定結果発表会が開催される予定です。

外部リンク

川崎市 プレスリリース
http://www.k-co2brand.com/news/
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