2013-01-20 15:00

電気自動車

箱根観光にEV利用、NECが実証実験開始

充電器
自治体のEV充電サービス
NECは11日、地方自治体に導入し、無料開放している電気自動車向け充電サービスを有料化するため、認証課金システムの導入に関わる運用やコストの面での課題を検証するため神奈川県と共同で実証実験を行うと発表した。

この実証実験は、EVの観光利用が進む箱根町で2013年1月21日から3月29日まで行われる。

実証期間中は充電器の利用は無料で、その後も当面無料となる予定になっている。

会員認証や電子マネーで
EV普及に向けた充電インフラの整備は、民間の事業者を中心に有料化に向けた取り組みが進んでいるのに対して、自治体の充電サービスの多くは無料で開放されており、有料化に向けた検討が必要となっている。

料金徴収方法としては、民間事業者の間で広く採用されている会員認証や電子マネーなどの複数の料金支払い方法を提供する方針で、会員認証は、民間事業者の相互乗り入れのネットワークと連携が有望視されている。

今回の実証実験では、既に有料化を先行して進め相互乗り入れを実現している民間事業者のEV充電会員サービスネットワークについて、箱根町の充電器との連携を図る。

外部リンク

NEC│プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201301/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook