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2013-01-30 16:00
その他
オムロンの太陽光発電用パワーコンディショナが新エネ大賞「経済産業大臣賞」を受賞
停電時の単独運転を検出
オムロンは25日、「太陽光発電システム用パワーコンディショナ 形KP□Kシリーズ」が評価され、一般財団法人新エネルギー財団主催 平成24年度新エネ大賞(経済産業省後援)において、最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞したと発表した。同商品は、これまで太陽光発電システム普及の障害と言われてきた、停電時の単独運転の問題をクリアにし、太陽光発電システムの多数台連系時における干渉問題などを解決した。
電力会社の電線に太陽光発電システムを接続する場合、安全性を確保するために、停電時の単独運転検出が不可欠だったが、同じエリアに複数の太陽光発電システムを設置した場合同じ電力線に複数のシステムが接続される「多数台連系」の状態となり、複数のシステムの干渉により単独運転検出ができない恐れがあった。
このため太陽光発電システムは、安全性を確保する面からエリア全体の1割程度に設置面積を制限されていた。
独自技術で干渉試験を不要に
オムロンは独自の技術「AICOT(R)」を搭載することで、0.2秒以内で単独運転状態を従来方式より高速に検出し、従来のような干渉試験が不要となり、合わせて広範囲検出の実現により設置数の制約もなくすことを可能にした。この技術は、数年かけて開発、実際のソーラータウンにおける実証結果を踏まえて電気安全環境研究所(JET)認証として基準化を実現し、昨年秋に日本電機工業会(JEMA)にて規格化された。
今後は、昨年秋に発売した屋内タイプに続き、屋外タイプをラインナップに加えることで、新エネルギーのさらなる普及へ貢献する。
外部リンク
オムロン│ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/
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