2013-02-06 10:00
エコ
30年越しのプロジェクトついに終結!100%再生可能エネルギーの島が誕生

エル・イエロ島 30年越しの挑戦
カナリア諸島にある最も小さな島、エル・イエロ島にて、世界初となる水力・風力混合発電所の稼働が始まった。エル・イエロ島では、30年前より再生可能エネルギープロジェクトが進められていた。
今回の水力・風力混合発電所のオープンにより、人口11万人あまりの島の全エネルギー源が再生可能エネルギーとなり、持続可能開発のモデル地として注目されている。Futura Sciencesが報じた。
新たな再生可能エネルギーに期待
エル・イエロ島では、主に3種類の再生可能エネルギーが使用されている。水力、風力、太陽光エネルギーだ。このほど稼働を開始した水力・風力混合発電所により、島で必要とされる電力の80から85%を供給することができる。残りの電力は、太陽光エネルギーにより補われる。
再生可能エネルギープロジェクトには6500万ユーロが投資されたが、自立したエネルギー源を確保できたエル・イエロ島は、毎年600万から700万ユーロ電力費を節約することができるという。
さらに、年間18700トンものCO2を削減することができる。
エル・イエロ島のプロジェクトは、持続可能な開発のモデルとしてかねてより注目を集めていた。特に、世界初の水力・風力発電所は、再生可能エネルギー分野での新たな選択肢として期待されている。
外部リンク
エル・イエロ島 公式サイト
http://www.elhierro.es/
エル・イエロ島 再生可能エネルギープロジェクト 公式サイト
http://www.goronadelviento.es/index.php
エル・イエロ 完璧な自立エネルギー Futura Schiences
http://www.futura-sciences.com/fr/news/t/developpement
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