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2013-02-16 13:00

エコ

王子グループが宮崎県に発電能力25MWとバイオマスボイラーを設置

バイオマス
一般家庭4万戸
王子ホールディングスは12日、同子会社の王子グリーンソースが宮崎県日南市に発電事業を目的とするバイオマスボイラーを設置すると発表した。

王子グループでは、グループ資源を活用した資源環境ビジネスの拡大のため、発電事業を大きな柱の一つとし、豊富な森林資源を有する宮崎県を中心とした九州中南部地域の山林未利用材を主な燃料にバイオマスオイラーを設置する。

設置場所は王子製紙日南工場構内で、発電能力は25MW、売電量は一般家庭4万戸に相当する年間約150GWh、発電した電気は全量外部へ販売する。

2015年3月稼働予定で、年間約40億円の売上を目指している。

未利用資源を活用
燃料となるのは間伐材などの未利用資源で、国土保全、水源涵養、二酸化炭素吸収などさまざま機能を持つ森林の整備を促進するとともに地域林業の活性化を図る。

燃料の集荷にも同グループの社有林や木材生産拠点、同地区における長年の製紙原料集荷の経験を活用する。

バイオマスボイラは製紙業界において最も導入が進んでおり、業界首位の王子製紙では2004年に初めて同ボイラを導入している。

王子グリーンソースではパルプ事業、木材事業、植林事業、製紙原料等の調達関連事業のほかエネルギー事業、アグリ事業など新規ビジネスへの取り組みも行っている。

外部リンク

王子ホールディングス│ニュースリリース
http://www.ojiholdings.co.jp
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