• TOP
  • >
  • 電気自動車
  • >
  • 変身する電気自動車登場!? 駐車時、全長1.9mに!「Casple-Podadera」
2013-02-21 18:00

電気自動車

変身する電気自動車登場!? 駐車時、全長1.9mに!「Casple-Podadera」

小型モビリティ
日産の超小型モビリティは全長2.3m
日産自動車は12日、横浜市において超小型モビリティのモニター調査を実施することを発表した(※)。子育て世代の一般家庭に超小型モビリティを貸し出し、14日間モニターとして利用してもらう。

モニター調査で使用される車両は日産の「NISSAN New Mobility Concept」。スペックは以下の通り。
リチウムイオン電池搭載(電動車両)
航続距離:約100km
最高速度:時速80km
長さ:234cm・幅:123cm・高さ:145cm、
車両重量:490kg
定員2名


日産は昨年11月から今年1月にかけても、同じ車両を使用した乗車体験イベントを開催している。同社は超小型モビリティについて、
「観光シーンでの利用や普段の生活の移動手段などでの利用が大いに期待されています」

としている。

後輪を折りたたんで、全長わずか1.9mに!
小型車両の利点のひとつは駐車スペースを取らない点だが、「NISSAN New Mobility Concept」よりも、さらに狭いスペースに駐車できる驚きのEV(電気自動車)が発表された。

「Casple-Podadera」。車両部品メーカーのCasple社とデザイナーFrancisco Podadera氏のコラボレーションから生まれたEVで、その最大の特長は“折りたたみ式”。これは先日お伝えした、折りたためる電動バイク「MOVEO」のEV版といったところか(下部に記事へのリンク)。

TECH VEHIによれば、「Casple-Podadera」は全長2.3m(NISSAN New Mobility Conceptと同サイズ)だが、駐車時には後輪を折りたたんでしまい、全長が1.9mにまで縮んでしまう。まさに、車がロボットに変形する映画「トランスフォーマー」を地で行くようなユニークなEVだ。

こちらは1回の充電で130km走行、最高時速110kmとスペックも高い。現在プロトタイプが完成しているが、リリース日や価格についての情報はまだないという。


※モニター調査は国土交通省が主催、日産自動車・東急電鉄・横浜市が共催する。対象エリアは東急田園都市線沿線で、
「狭い道や坂が多い地域で生活する子育て層を対象に実験を行い、その成果を“次世代郊外まちづくり”の検討に生かしたい」

としている。

外部リンク

タイナビNEWS:電動バイクの概念をくつがえす次世代EVバイク? ハンガリー発「MOVEO」
http://www.eco-front.com/news_aPfzxJzsgY.html

TECH VEHI
Casple-Podadera, another version of the Hiriko, the foldable electric city car
http://www.technologicvehicles.com/en/green

日産自動車
・東急田園都市線沿線エリアで超小型モビリティモニター調査を実施!
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY
・EV FOR EVERYONE 横浜
https://nissan-rentacar.com/yokohama/pc/about.html

映画「トランスフォーマー」
http://www.tf3-movie.jp/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook