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フランス・ボルドーは2月19日、デザイナーのフィリップ・スターク氏が手がけた自転車キックスクーター、Pibalを発表した。

Pibalは、自転車とキックスクーターを融合させた乗り物である。

Pibalのお披露目会には、ボルドー市長で元仏首相のアラン・ジュペ氏とデザイナーのスターク氏が姿を現し、Pibalの完成を祝った。

ボルドーは現在、3500台の自転車を市民に貸し出しているが、9月より300台のPibalを配備し、レンタルを開始する。Le Pointが報じた。
Pibalの魅力は、多様な使い方ができることだ。自転車のようにこいだり、キックスクーターのように地面を蹴って進んだり、押して歩いたり、距離や目的に応じて使い分けることができる。

本体はアルミニウムでできており、重さは16kg。買い物や子どもの送り迎えにも活用できるよう設計されている。

スターク氏は、Pibalについて、

と述べ、市民のための乗り物であることを強調した。

ボルドーは今後数年のうちに、市内の交通量を15％削減することを目標としている。同市はPibalの導入により、エコモビリティを推進し、市民の環境意識を高めたいとしている。

外部リンク

ボルドー　公式サイト
http://www.bordeaux.fr/

フィリップ・スターク　公式サイト
http://www.starck.com/fr/

ボルドー　スターク氏の手がけた自転車、Pibal　Le Point
http://www.lepoint.fr/economie/bordeaux-pibal-le-velo